J.フロントリテイリングは、2022年秋、イグニション・ポイント ベンチャーパートナーズ株式会社と共同で、コーポレートベンチャーキャピタル「JFR MIRAI CREATORS Fund」を設立し、運用を開始しています。ファンドの名称に込めた、全ての「未来を創造する人」を大事にしたいという願いや、ファンドを起点に始まった取り組みに関わる人々の想いとは。
「JFR MIRAI CREATORS Fund」は、「未来をよりよく、面白くする」というファンドビジョンのもと、高い志と優れた技術・ビジネスモデルを持つ未来志向のスタートアップと新たな価値を共創することを目指しています。また、ファンドが探索した事業シーズとグループ内のアイデア・施策を結合させるなど、多くのグループ社員が参画し、グループ内外が結合するオープンなエコシステムを構築することで、経営人財の育成と「発明する」企業風土の進化にもつなげたいと考えます。ファンドを起点に始まった取り組みに込められた、従業員の想いをお伝えします。
他社留学プログラムでつながった縁から、ファンコミュニティを共創する仲間へ
パルコでは、2022年3月から、社員をスタートアップ企業に出向させる『他社留学プログラム』がスタートしました。コラボレーションビジネス企画部の勝又詩織さんは二人目の対象者として、ブランディングプロフィールツール『lit.link(リットリンク)』、体験型ファン育成プラットフォーム『WeClip(ウィークリップ)』を開発・運営するTieUps株式会社(タイアップス株式会社、以下、TieUps)へ出向し、22年9月から約半年間勤務しました。現在はその縁が新たな実を結び、TieUpsと共に、企業とファンをつなぐコミュニティ運営に取り組んでいます。他社留学の経緯からいま取り組んでいる事業について、勝又さんとTieUps代表取締役社長の小原史啓さんにお話を伺います。
生活を豊かにする現代アートへのハードルを下げる。「アナザーアドレス」の新たな取り組み
2023年9月1日から「アナザーアドレス」では、現代アートのサブスクリプションがスタートしました。デザイナーズファッションを気軽に試してもらうことで、ファッションの魅力を伝えてきた「アナザーアドレス」が、新しい領域としてアートに着目した理由、さらに現代アートの楽しみ方をアナザーアドレス事業責任者の田端竜也さんと、この取り組みでタッグを組むThe Chain Museum取締役COOの田中潤さんに伺いました。
従業員のWillを起点に。ファンド×旅のプロ×気鋭IT企業で「旅の未来」共創へ
2022年9月、J.フロント リテイリンググループ(以下、JFRグループ)は、コーポレートベンチャーキャピタル「JFR MIRAI CREATORS Fund」を設立しました。このファンドは、これからのライフスタイルや人とのつながりなどにおける新しい価値や未来の創出を目指して、外部のスタートアップに出資するために誕生しました。今回ご紹介するのは、ITで旅行業界に変革を起こすトップランナーとして注目される「Japan Culture and Technology」への出資事例。ファンドのビジョンやコラボレーションの経緯について、キーパーソンの3名に詳しく聞きました。
GINZA SIXにゲームの世界を拡張。リアルメタバースの可能性を探る
J.フロントリテイリング(以下、JFR)は、GINZA SIX 「銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM」で、2023年4月21日から23日の3日間にわたり、人気ゲーム「Identity V 第五人格」の世界をリアルに拡張したイベント「SCARZ Real Metaverse with Identity V powered by STYLY」を開催しました。 メタバース ・web3プロジェクトの一環であるこのイベントでタッグを組んだのは、プロesportsチーム「SCARZ」を運営するJFRグループのXENOZと、CVC出資先企業でメタバーステクノロジーを開発するPsychic VR Labの2社。イベントの開催に深く関わった各社のキーパーソン4人に、企画の背景や狙い、手応えを語ってもらいました。